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信号不調 [DCC]

今日は雨降りで、久しぶりの運転日でした。

新しいスクリプトで本格的に遊びます。
ところが、どうも不調。東駅上りでどうもオーバーラン続出です。

いろいろ調べてみましたが、どうもコマンド自体はちゃんとしているようで、
スクリプトの問題ではなさそう。

信号不調.png

結局丸印の場内信号機が誤作動していることが分かりました。

IMG_2904.jpg

この状態(分かりにくいと思いますが)本来、両方とも赤現示でなければいけないのですが、
片方が黄色となってます。

パネルから、Signal Logixを見てみたところ、ちゃんと入っているようでしたが、
一応Applyしてみたところ、どうもお忘れになっていたようで、元通り動作するようになりました。

なんではずれちゃったのだろうか?

前回までコマンドが通らない不具合がありましたが、実は信号制御の不具合だったのかもしれません。
様子を見ながら、直していこうと思います。




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前照灯•尾灯用デコーダーFL12 の搭載 [DCC]

入線したフレッシュひたちですが、前照灯と尾灯が両方点灯していたのではどうにもさまになりませんので、
KATOの専用DCCフレンドリー車用デコーダーFL12を載せました。

マイクロエースの点灯基板は線路の極性にあわせて前照灯と尾灯を切り替えるようになってますが、
FL12 は別々の回路で制御するようになってますので、そのままポン付けできません。

参考にさせていただいたのはこちら
で、FL12の回路を詳しく解析されています。

こちらの記事そのままでチッブの5、6番ピンに導線をハンダ付け、それを点灯基板に接続します。
線路からは室内灯ようの穴を利用し、1mm幅の銅板を集電板とボディーの間に挟み込み、
FL12に直接ハンダ付けしました。

IMG_2857.jpg

車外から窓越しに基板が丸見えなんですが、頓着しません。(笑)

IMG_2869.jpg

結果、分かりにくいですが、こんな具合になりました。
前の車が尾灯、後ろの方が前照灯が点灯しています。
DCCだとこんなことが出来ます。(出来ても仕方ないのですが。)
運転時には前の車を写真の逆向きに、最後尾に連結しますが、点灯パターンは変わりません。

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JMRI 3.5.5 [DCC]

JMRI developing version 3.3.5がリリースされています。

私の環境で使ってみましたが、
パネルを読み込ませるときに、既存のLogixの何かが当たってしまいました。
起動はするのですが、不具合が出るかもしれませんので、アップデートは見送ることにしました。

わたしが使っているのは安定版の3.2.0です。


タグ:DCC JMRI

センサーディレイによる停止位置の調整 [DCC]


写真は東駅第1、第2場内です。

delay.jpg
赤線のポイントの直後にギャップが切ってあって、そこからホームまで少々距離があります。
ここからブレーキをかけて停車させるには、減速ディレイなどの調整ではとても無理です。
本来は青線あたりにもギャップを切っておき、場内を2つに分けるのが良かったのかと思います。
いつものごとく、後手後手の対応です。(線路を切れば、今からでも出来ますけど。)

苦肉の策ですが、センサーの反応までにディレイをかけることで対応しました。

スクリーンショット 0025-05-09 平成25年5月9日(木)  12.57.32.png
どの列車も進入速度がほぼ同じだろうということで、時間によるディレイです。
この2つのセンサーの反応を4000msec、3800msec遅延させております。
信号機は場内に入ってから4秒後に変わることになり、動作としてはおかしいかもしれませんが、顕著な不都合はありません。

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Logixのおまとめ [DCC]

何回かに渡ってレイアウト制御のLogixを紹介して参りました。

おまとめ.png

まとめてみますと、
(1)赤枠、複数の場内信号機を束ねて、一つ手前の閉塞信号を制御するためのダミー信号機。
(2)オレンジ枠、これはご紹介してませんが、ヤードは一つのデコーダーアドレスで2つのポイントマシンを連動して(直列で)繋いでまして、それをパネル上の信号機と同期させるためのもの。
(3)黄色枠、東駅(パネル上の右側)の場内振り分け、列車種別を判定して必要があれば待避線に誘導。
(4)緑枠、中駅(パネル上の中央)の各場内への振り分け、空いている方にポイントを切り替え、特急は通過か停車を判定して振り替え、貨物列車は通過線へ。
(5)青枠、出発信号機制御用のセンサー管理。別の列車が通過中、出発中のときに誤って前方のポイントを切り替えないように。一番下、中駅1番線だけLRoutesから転送コピーしたために別のIDが付いています。
(6)紫枠、ブロックトラッキングが上手くワークしないために別途自作したもの。どの列車がどこにいるのかを記憶転送していきます。
(7)グレー枠、各駅の発車ベルを鳴らします。
(8)黒枠、各駅に退避するかどうかの判定、通過していてポイントを切り替えないようにするためのセンサーの設定。
(9)無枠、三分岐ポイントを設定したときに自動でセットされたセンサー群。

以上です。たくさんありますね。半年くらいかけて、試運転しながら(子供と遊びながら)、事故が起こったら改良、音を鳴らしたら面白そうなら追加、などなどしていったものです。
これらでやっているのはポイントの転換と出発信号機の制御だけです。

これを元に列車のコントロールをやっても、問題はありませんでしたので、ポイントの制御はこれでOKかと思っています。

Logixは基本的にif …then …のシンプルな構文で、if をネスト出来ない、elseが使えないのが難点です。これらが使えるともう少し楽にかけそうです。
場合分けを綺麗にやるにはjythonスクリプトで書けば良いのですが、リスナーを理解できてないのでハードルが高そうです。

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オーディオファイルの登録 [DCC]

レイアウトに音が加わると楽しさが大きくなります。

うちでは、駅の接近放送と発車メロディー、バーチャルサウンドデコーダー(VSD)を使っています。
VSDはまた別の機会にご紹介しようかと思います。今回は発車メロディーの登録です。

前回までのLogixで列車の種別を判定し、到着ホームを振り分けていました。このときに鳴らす接近放送はLogixでサウンドwavファイルを直接指定するだけで、特に問題なく音を鳴らすことが出来ました。
一方で、発車メロディーはplay/stopを制御したり、ループさせたりしたいのですが、これをやるにはサウンドファイルを登録してやれねばなりません。

オーディオ.png

JMRI PanelProでポイントやセンサーなどと同じようにAudioから設定することが出来ます。
Audioでは3つのたぶがあります。一つ目はほとんどデフォルトのままで、使えると思います。(何をしたか覚えてません。)
2つめでAudio Buffer3つめでAudio Sourcesとなってますが、やってみないとよく分からないと思います。
Audio Bufferの方で、wavファイルを登録します。jmriで扱えるのはwav形式のみです。
Audio Sourcesは実際に鳴らすパラメーターです。ループの位置やゲイン、ベロシティーなどいろいろ設定できます。踏切の音などでは遠くで鳴っているようなエフェクトをつけられるように思いますが、ここでは何も設定していません。Audio Bufferとの関連づけだけです。

登録をしておけば、
発車メロディー.png
このようなLogixでAudio SourcesのIDを指定してやるとPlay/Stopをセンサーのオン・オフに合わせて切り替えられる、オンのままだとループするようになり、発車メロディーっぽく鳴らせます。

現状では5列車を同時に走らせてますので、結構やかましく、何を言っているのか分からないように鳴っちゃってますけど。。。
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発車メロディー [DCC]

発車メロディーを流すLogixを紹介します。

発車メロディー.png

出発許可のためのセンサーボタンの脇にある小さなセンサーボタン。
これはオン/オフすることにより、発車メロディーをならすようにしています。
子供が、結構な聞き鉄さん、なんです。

トリガーは「アクティブになったとき」のみです。
真ん中のラジオボタン、トリガーの状態が変化したときのみ動作が重要です。

動作は
(1)トリガーが真になったときIAS4として登録されているサウンドをプレー。
サウンドの登録については次回にご紹介します。
(2)トリガーが偽になったときにサウンドストップ。
(3)トリガーが偽になったときに「4番線ドアーが閉まります。ご注意ください。」
(4)と(5)は自動運転をするときの調節用です。(出発信号機が青現示で列車がすぐに動き出してしまうのを防ぐために、発車ベルが鳴っている間発車を抑止するためのセンサーです。)

(1)と(3)でサウンド再生の仕方が異なります。(3)はwavファイルを直接再生、(1)は登録したサウンドを再生。(1)の方法ですとサウンドをループさせたり、途中で止めることが出来ます。

真ん中の駅は、土浦駅を意識して、かつて使われていた発車メロディーを使っています。上りは「きらきら星」、下りは「ロンド」。東駅(左側)はひたちの牛久駅のもので、上りと下り。

レイアウトで音が鳴ると、結構楽しいですよ。(PCのスピーカーから音が出ますけど。。。)

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出発の指令Logix [DCC]

出発するときのLogixを紹介します。

出発2.png

図の青四角で囲まれたセンサー(ボタン)が出発信号機のプロテクトセンサーになっています。
これは通常のsimple signal logicとは別に追加したセンサーで、こいつがアクティブなときは例え前方のポイントが開通していて閉塞も空いていても赤現示のままとなります。

こいつをクリックしてアクティブ/イナクティブをトグルすることが出来ます。
今22番の列車が止まっている3番線の場合、左側の赤のボタンをクリックしてイナクティブにしてやれば、(条件R1)前方の信号機が反位の方に転換します。さらに前方が空いていれば出発信号機が(この場合は黄現示にかわるというわけです。
通常はこれで出発信号機が青現示になり、運転士が確認し出発進行となります。

さらに安全のために、たとえば後続の通過列車が4番線を通過しようとしているときに、3番線の出発信号機が切り替わらないようにしています。R2は4番線に既に出発指令が出ていないこと、R3は構造にの通過列車が接近していないこと、の2つの条件をアンドで追加しております。

R3のセンサーは、ID20以下の優等列車が前駅を出て、当駅を過ぎ去るまでアクティブになっているセンサーです。こいつがイナクティブでないと当駅に停車中の列車は出発できません。

出発1.png

これは指令が後続の列車を見落として、先行の列車を誤って発車させてしまい、スタックしてしまうことが多かったので追加設定したものです。最初から条件を考えて作ればもう少しスマートに作れるかと思いますが、その場の対策で追加追加を繰り返しているので、回りくどくなっているかもしれません。

(現在、ダイヤを組んでの自動運転になっていますが、今のところこのままで大きな支障はありません。)
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通過のLogix [DCC]

快速列車が通過するときのLogixを紹介します。

通過1.png

発動する条件は4つです。
(1)ID20番以下(快速か特急)が上第2閉塞に入った。(R1)
(2)前の列車がいるときにLT3ポイントを変えるとまずいですので、ここのセンサーがイナクティブ。(R2)
(3)東4場内が空いている(ここを通過する)つまりここのセンサーがイナクティブ(R3)
(4)東3場内からの出発指令がない(=アクティブ)(R4)
(R4)はすでに3番線から列車が通過しようとしていないかを判定しています。指令がスカタンだと後続列車が来ているのに待避線の列車に発車指令を出してしまうことがあり、この場合に先のポイントを切り替えてしまうと脱線・ショートしてしまうからです。

全ての条件をANDで繋ぎ、つまり全ての条件を満たしたときに、以下の動作をします。
(あ)4番線を通過する接近放送を流します。
(い)1秒後にLT3ポイントを定位に切り替えます。
(う)3秒後にLT1ポイントを定位にします。
(え)東4番線の出発信号機を制御しているセンサーをオフにします。出発信号機の設定をしたときに追加した制御センサーです。これがアクティブなら信号は赤現示です。イナクティブなら先の閉塞信号機と連動し、赤/貴/青現示となります。
通過の場合は指令の操作なしにしています。

これを上手く動かすには出発後に発射指令で切り替えたセンサーを場内が空になったときにイナクティブにする必要があります。

別のConditionalで東3場内通過することも出来るように設定しております。

2つの列車が続けて通過していく場合に、後続列車が上第2閉塞にはいるタイミングと、先行列車が第4場内を抜けるタイミングで(え)の動作でセンサーをイナクティブにした後に、アクティブにしてしまうことがあります。これをうまく処理してやらないといけません。
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待避線に誘導するLogix [DCC]

普通列車が快速列車に抜かされるときに待避線に入るLogixを紹介します。

退避4.png

第2閉塞に入ったときに判定します。たとえば、上のような状態です。

退避5.png

発動する条件は4つです。
(1)21番や22番のIDの列車は普通列車ですが、これが上第2閉塞に入った。(R1)  貨物列車も31なので、同じ動作になります。
(2)前の列車がいるときにLT3ポイントを変えるとまずいですので、ここのセンサーがイナクティブ。(R2)
(3)後続列車がいることを示す「東3退避」(前日の記事参照)センサーがアクティブ(R3)
(4)東3場内が空いている、ここのセンサーがイナクティブ。(R4)

全ての条件をANDで繋ぎ、つまり全ての条件を満たしたときに、以下の動作をします。
(あ)3番線で通過待ちをする接近放送を流します。
(い)1秒後にLT3ポイントを反位に切り替えます。

接近放送は駅のスピーカーから流れれば格好良いのですが、PCのスピーカーから流れます。接近放送は声優の方の著作権があるらしくアップは控えさせていただきます。
時間スケールが実物とかなり違いますので、放送後すぐに列車が来てしまいます。。。

これを設定しておくと、後続列車の状況を考えることなく、自動的にポイントが切り替わってくれます。運転士がswitchコマンドを使って先々のポイントを制御していくのはやっぱりたいへんで、まず始めの最低限の自動化だとおもいます。

別のConditionalで「東3場内が占有されているときは、LT3を定位にする」=空いている場内を使うというLogixも設定しております。このときの接近放送は4番線での通過待ちの放送です。

両方の場内が埋まっているときはなんの動作もしません。場内信号機が赤現示なので、運転士が第1閉塞内で列車を止めます。(現在は自動で停止するようになってます。)こうなると空いた方の場内に誘導するのは手動となってしまいます。なかなか完全自動にはなりませんね。

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